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枕が恋しい日々

より視覚と簡潔さが求められる時代に適応できずにいるテキストブログ

オトナノススメ

名前って、大事だと思っている。

例えば誰かと付き合っているとき、相手からされて一番うれしいのは名前を呼ばれるときだったりする。

自分の漢字の1つに「佑」っていう文字があって、これが「タス-ける」と呼ぶ。

天佑神助

といって、天や神が人を助けるっていう意味があるらしい。

この意味を、趣味だった漢字検定の勉強をやっていた時に偶然知った。

それまで自分の名前なんてそこまで意識していなかったし、

しいて言えば母親に冗談で名前のことについて、あんたは兄が○佑でついでだから○佑なのよ。

(○には例えば陸と海みたいな漢字が入る)

そういう何気ない一言がぐさりと刺さっていて、俺ってついでに生まれたんかな、なんて思ってた。

だから自分に、生きるための何かしら与えられた意味や使命なんてないんだろうなって。

結構、根っこには生きることへの諦観もあったりしてる。

 

 

高校時代、結構勉強頑張ってたつもりだったけど第一志望には落ちた。

しかも、滑り止めの後期国立もA判定からの二次試験落ち。無事浪人生活突入。

しかも高校3年の秋にすごく好きでようやく付き合えた人に5月に振られるという事件も発生。

翌日、河合塾の学食で頼んだみそラーメンを1口食べたら、その後箸が震えて食べられなくなるということがあった。

そんなこんなで勉強一本で集中してきたものの、第一志望の工学部には受かることはできないなって途中で思い始め、

物理でも受験できる農学部に志望をチェンジ。

特に農学部でやりたいこともない。

それでも受かりたいって思って勉強する。合格する、死ぬほど嬉しい。

 

 

それでも気づく、2000分の1でしかない。

同時期に大学の入学者した人数は大体2000人いて、俺よりはるかに頭が良い人、同等以上の人が8割、下であろう人がごくわずか。

それに、今までの在学生を考えると、数なんてもう数えきれない。

自分って苦労してこの大学入ったけど、追いつけない人ばっかだなぁと。

頑張って、上に行ってみたら、更に上が沢山いた。

 

 

それでもよく言えば真面目、悪く言えば融通利かなくて頑固なので、

ヤケにもなる性質でもなく地道にクソ真面目にやるしかない。

そんな中スイスイと要領よくやる人も多い。

当時、劣等感と羨ましさで苦しかったなー

身近な友達にそういう人が多かったからか、なんで自分は。。。と思ったことが腐るほどある。

 

 

就職先についても、友達の多くが製薬会社だったり、食品会社の大手に行く。

就活の時、散々思ったけれど、そんなに頭よくねえ自分が頭いい人たちばっかりの世界に行ってもなと。

製薬会社に行ったら東大京大が腐るほどいるわけで、食品会社には研究室の強みがある人たちがいく。

なんというか、頭のいい人たちは、頭のいいことを活かすことやってくれ!と思っちゃった。

医学部編入だって夢見たけれど、受かるわけがない。医者になるには不器用すぎる。

とりあえずみんなが行っている製薬業界と食品業界にはいいとこまで行くも、追い返される。

うーん、どしよ。と思って日用品業界を受ける。

日用品って面白いんだよね。

別に人生に必要なかったりする。

例えば洗剤がなくてもまぁお湯で洗濯すればよかったんじゃない、とか。

それでも洗濯にすごく時間がかかる困っている人がいて、何時間も油汚れコノヤロウと闘っている人が洗剤使ってみたら10分で汚れが取れちゃったら嬉しかったりする。

生きるうえで必ず必要なわけじゃないんだけど、あれば助けになるんだよなあと。

 

自分も生きている意味なんてないけれど、まぁいれば助けになるようなもん作りたいなってことで志望してたら運よく日用品業界に入れた。

なんかね、いいもん作りたいよね。

天佑神助

別に天でも神様でもないんだけど、そんな感じでメーカーもネーミングも気にせず何気なく使っているものが人の役に立てばうれしいなってちょこっと思う。

人を佑ける人間になるっていうのがいまんとこ生きる意味で、そうなりたいなーと思う。

自分の人生を思い描く中で、いまのところやりたいことが見つかって、

それが今の会社の中でできそうなことに、つくづく運がいいなーと思う。

 

30歳までには自分の商品作りたいなー

店頭に並んでるの見てニヤっとしたい。

そして商品に文句言われているの見て心の中では腹立つけど反省したり、次は頑張るかなんて思ったり。

そんなこんなであっというまに1年間。

学生のころの自分に「来年のお前は入社2か月目でいきなり商品持たされてゲロ吐くような思いをして夏には11万の自転車買って休日に100キロ走ることになったりサックスの先生にはレッスン途中でお前が下手すぎて舌打ちされたり秋にはベトナムに5日間出張行くことになる。しかも彼女はできない。」

なんていうことを言ったら絶対にそんな会社行きたくないなんて言うんだろうけど、

そんなもんだ。人生たのしいよ。

自分に、生きるための何かしら与えられた意味や使命なんてないんだろうなって。

そう思うけれど、

生きる意味は自分で持とうとすれば悪くないもんだなーって思いもあったりしてる。

クサいものを消す会社にいますので、これにて。